人気ブログランキングへ JIPPEIの飼い主?は大手の動物プロダクションです。
『志村動物園』等の番組にも多くの犬や動物を出演させています。
したがって、犬達に自分の口を養ってもらっている立場です。
その事に感謝し畏敬の念を抱きながら、日々、犬を含む動物たちの
コンディションを整えるのが仕事の筈です。
それを忘れて、プロの仕事を放棄して素人でも判る
炎天下に放置は何故起こったのでしょうか。
大手の動物プロダクションだとすれば、相当数の犬が飼育されていたのだと思います。
彼らにしてみれば、その中の一部の犬がささいな、
残念な事故で亡くなっただけと考えているんでしょう。
この事件を包み隠さず説明し、反省と再発防止の方策を真正面から
伝えたならば、ここまで騒ぎは拡大しなかっただろう。
日本テレビはある意味、自分達は犠牲者だと勘違いしているのではあるまいか。
私はこの事件の、間接的な共犯者であると思います。
声帯切除はテレビ局側から依頼したものでもなく、出演の条件ではなかったと
説明をしてはいますが、真相はどうだったんでしょうか。
「zip」は「ズームイン朝」に比べ、相当に視聴率が悪いのだそうです。
そこで番組のアイドル的なマスコットが必要とされて「子供と動物には勝てない」
というジンクスにすがり、犬が採用されたのでしょう。
その犬がワンワンと吠えたら可愛がってもらえない。
どちらが先に声帯切除を提案したかは別に、そこには両者の暗黙の了解が
あったのではと思うのは穿った考えだろうか。
テレビ局はまさに不況の時代です。
視聴率を上げる為なら多少の非常識な事もやるのではないでしょうか。
可哀そうで健気な犬を登場させるために、足を潰した犬を作りだしはしないかと
真剣に心配をしてしまいます。
今回のJIPPEIの死を動物プロダクションとテレビ局の飯の種の犠牲者と
葬っていいのでしょうか?
『志村動物園』における感動的なシーンの演出を、私達は素直に受け止めても
いいのでしょうか?
インドにおいて、経済成長が勇ましい裏側で、子供の物乞い効果を高めるために
腕を切り落とすという行為が成されています。
動物の純粋なドキュメント以外の、作り手の思惑が反映される
犬達を使った番組作りと、インドの物乞いの子どもたちがダブって見えてしまうのは
大袈裟な感覚だろうか。
違和感を感じる番組作りには勇気を持って異を唱える行動が必要だと思います。
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posted by アズキパパ at 17:03|
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