2012年09月08日

別離(わかれ)は突然に・・・


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 イブとの別れは唐突にやってきた。
イブが9歳の時、急に食欲が落ちた。
ご飯をあげても、殆ど食べない日が数日続いた。
「イブ、どうしたんだろうか。病院に連れていってみろよ」
「そうね、心配だね。これから入って来るから」
力なく歩くイブを車に押し込めて、妻が一人で動物病院に出掛けた。

 数時間後、診察を終えて帰って来た。
「どうだった?」
「血液検査をしたんだけど、数字的には特に問題がないって」
「んで?飯が食えないのは何だって?」
「胃炎だろうって。胃薬が出た」
「ふ〜ん。そうかなぁ?」
私は懐疑的になりながらも、イブに胃薬を飲ませて、後ろから抱えて
膝に乗せて抱っこをした。
そして、イブのお腹をスリスリと擦ってやると
気持ち良さそうに私の胸に背中を預けて来た。

 それから2,3日は食べきる事はなかったが、ご飯は食べていた。
しかし、事務所でいると、外のイブの小屋から
クウ〜ン、クウ〜ンと力なく泣く声が聞こえる。
こんな事は今まで無かった事だ。
私は言いようがない不安感が込み上げてくるのが判った。
「イブを医者に連れて行って来い」
「ついこの間、行ったばかりだよ」
「いいから、すぐに行って来い。イブの身に大変な事が起きている」
「血液検査の結果は良かったんだけどね」
「あてにならない。もう一回、良く調べてもらえ」
イブは立ち上がる事が出来なかった。
私はイブを抱き上げて、車のソファーに乗せた。

 数時間後、妻から悲愴な声で電話が入った。

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posted by アズキパパ at 11:29| Comment(0) | TrackBack(0) | ペット | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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