2012年09月15日

別離(わかれ)は突然に・・・2


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電話が鳴った時、嫌な予感がした。
きっと嬉しい話しではないだろう。
「お腹にガスが溜まっているようだから、開けてみるって言うのよ」
「開けるって、腹を切るって話し?」
「そう、注射器で抜く事も出来るけど上手くいかない場合もあるらしくて」
「ガスを抜けば治るんだな。じゃ、やってもらって」

ガスが溜まっていたのか、と思っても安堵感はなかった。
ガスが溜まったくらいで、あんなに痛がるものか。
ガスを抜くだけなら案外早く終わるかな。
胸の中を重い鎖で縛られているような根拠のない不安で
仕事が手に付かなかった。
BGM代わりに付けているラジオから流れるロックは
ただただ五月蠅いだけだった。
軽快なロックを遮るような電話の呼び鈴が鳴ったのは
さっきの電話から1時間後だった。
「あのね・・・」

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posted by アズキパパ at 11:05| Comment(15) | TrackBack(0) | ペット | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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