2013年05月31日

アズキの脱走物語 4


人気ブログランキングへ

 いかにも目に力がない表情で少量の血液を排泄している。
少し出してはまた排尿の態勢をしている。
すると、真っ赤な液体が一定量出た。
コンクリートのタタキが真っ赤に染まった。
「おい、大丈夫か」
アズキは右の前足を引きずりながら家に入り横たわってしまった。
昨日の朝に食べた切り、食べていないのでご飯をあげた。
しかし、匂いすら嗅がない。
横になっているかと思えば、また外に出て赤いおしっこをする。
玄関から出る時の15cm位の段差を降りるのに躊躇している。
抱っこをして手伝ってやろうと脇腹に手を入れると
キャン!
と鳴いた。
右の脇腹を轢かれたんだろう。

 3時過ぎに妻が帰って来たので病院に連れて行くことにした。
いつもなら助手席の足元で座っているのだが、
座っているのが辛いのか、私の腿の間に顔をもたれて体を預けている。
40分で病院に着いた。
いつもなら病院大好きのアズキは、駐車場に停めた瞬間に大声で騒ぐのが
この日はおとなしい。
よろよろと待合室に入って行った。
ここの床は良く磨かれていて、リードをして引っ張ると
つるつるに滑って泳いでいるように見えるのだが、
この日は泳がない。
泳がないのだが、か細いながら泣きわめくので
診察室では「アズキが来たな」と判ったそうだ。
呼ばれたので診察台に乗せて状況を説明をした。
「では、レントゲンと血液検査をします」
院長先生が採血用の注射器を取り出した。
毛を剃るのかな?と思ったら、指先で血管の位置を確かめると
プスリと注射針を刺した。
(お〜、職人技)
と、心の中で驚きと感動をしていると
「では、レントゲンを撮りますから、待合室で待っててください」
と告げられたので、気持ちを診察室に残しつつ、ドアを開けた。
30分位待っただろうか。
「結果が出ましたから、診察室にどうぞ」

にほんブログ村 犬ブログ ラブラドールへ
にほんブログ村



ラベル:血尿
posted by アズキパパ at 12:17| Comment(6) | TrackBack(0) | ペット | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
×

この広告は180日以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。