2013年06月01日

アズキの脱走物語 5


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 沈んだ気持ちを抱えて診察室に入った。
診察台ではアズキが軽く尻尾を振っている。
苦しくてもたけくま先生が大好きだから・・・。
「え〜と、レントゲンの結果では骨折は見当たりません。
 血液検査の結果は30項目くらい調べましたところ、
 肝臓と膀胱の数値が異常に高かったんです。
 ぶつかって強い衝撃を受けて内臓にダメージがあるんでしょう。
 右の後ろ脚に大きくはありませんが深い傷がありますので
 これから縫います。炎症止めと肝臓の注射をします。」


 どうやら大事には至らなかったようだ。
暫くして医療を終えてアズキが待合室に帰って来た。
2針縫ったと言う足には包帯が巻かれている。
会計に呼ばれると、数種類の薬が1週間分出た。
明日も診せにくるように言われ、クスリの袋と会計の紙が渡された。
2万数千円・・・。2万円しか準備していなかったので
会計は明日、まとめて払う事にした。
帰りの車の中では、注射が効いたのか少しだけ生気を取り戻した感じがする。
家に着いてアズキのお腹を見て驚いた。
お腹全体が赤黒くなっている。
はね飛ばされて、歩道の段差にでも激しく打ち付けたのか。
さすってやりたいが、痛がりそうで止めた。
この日の夜もご飯を食べず、ひたすら横になっている。
横になっていながらも痛みが襲うのか、時折り「ギャン」と鳴く。
寝ていても短時間で尿意をもよおすのだろう、少量の血尿を排泄している。
私は赤い尿を見る度に胸を痛めながら、水で流した。
車に轢かれて、道路に無残な骸になった猫や犬、小動物を見る事があるが
アズキがそうならなくて本当に良かったと思う反面、
これに懲りて、アズキが車に対して恐怖感が芽生えてくれたら良いと願った。IMG_0520.JPG

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posted by アズキパパ at 11:11| Comment(6) | TrackBack(0) | ペット | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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