2013年06月04日

アズキの脱走物語 7


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 「アズキ、ただいま。具合どう?」
3月末にドッグトレーナーの勉強の為、千葉で一人暮らしを始めた娘が帰って来た。
ひと月ぶりの再開であったが、アズキは弱々しくも尻尾を振っている。
「思ったよりは元気だね」
アズキの状態は半歩位の歩みで回復に向かっていると感じられる。
散歩に行く意欲はあまり無いように見える。
アズキハウスに入る時も20センチ位の段差があるので一瞬躊躇いながらだ。
工房に毎日車に乗せて連れて行くが、いつもなら自分でヒョイと乗って
ピョン飛び降りるのだが、立ち往生をしている。
仕方が無いので抱っこをして乗降させている。
オシッコは相変わらず濃いオレンジ色。
これまでは、怒られても怒られてもリードをグイグイ引っ張るのであったが
ヨタヨタとゆっくりしか歩かない。
気を付けないと私が早くて、アズキが引っ張られている。

 薬が無くなる一週間後、娘に手伝って貰い
『たけくま動物病院』に再診に行く事にした。
寝ていてキャンと鳴く事が無くなり、オシッコの色も薄くなってきていた。
お腹の赤黒から黒が抜け始め、赤くなっていた。
轢かれたと思われる脇腹は触られるとまだ痛むようで、
抱き上げる時は気を使った。
 駐車場まで行くのに娘にリードを持たせた。
なんと、学校が始まってまだ1ヶ月なのに、リードの持ち方が違う。
「おっ、何だか凛々しいな」
「実習で勉強したんだよ。私、優秀な生徒なんだよ」
「そっか、是非首席で卒業してくれよ」
首席となれば、特待生で授業料が半額だなどと親の皮算用が働く・・・。
 病院に着いて待合室に入るといつものように騒ぎだす。
きっと診察室ではアズキが来たなと、感づかれただろう。
アズキはピカピカの床を泳ぐ位に回復している。
リードをグイグイと引っ張るのだが、この日はドッグトレーナーの卵が
リードを持っている。
いくら引っ張っても卵は微動だもしないで仁王立ちをしている。
「アズキちゃ〜ん、どうぞ」
呼ばれた。
2010112110020000.jpg
えへへ、怪我人なもんで・・・

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posted by アズキパパ at 10:01| Comment(6) | TrackBack(0) | ペット | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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