2013年07月18日

アズキと子猫の物語2


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 アズキで〜す。
お父さん、お母さん、その子の面倒は私が見るから
外には出さないでね。
「このニャンコ、どうする?」
「猫はなぁ〜。懐かないしな」
「誰か貰い手があればいいけどね。ドッグホリディに聞いてみようか」
お母さんは左手にニャンコを鷲掴みして電話をかけている。
「ウンウン、そうなんですかぁ〜」
「何だって?」
「犬猫ネットワークでも飽和状態で猫の受け入れは中止だって。
飼ってあげて下さいって言われた」
ほらほらね〜、やっぱうちで飼おうよ。
「アズキの目がうるうるしてないか?母性に目覚めたかな?」
「そうね、尻尾の振り方が尋常じゃないわね」
「取りあえず、このままだとこの子は生きていけないから、
里親が見つかるまでは面倒を見よう」
「そうね。でも手を離したら何処かに行っちゃうから
首輪とリードは要るね。」
「猫に首輪とリードか?」
「でも、そうやってお散歩をさせている人を見た事があるわよ」
「じゃ、買いに行こう」
「買いに行くのはいいけど、この子どうしよう」
「さっきまで居た物置に戻すか。この雨だから外には行かないだろ」
お母さんはニャンコを物置に戻した。
戻さなくったって、私が抱っこして面倒を見るのに〜。

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posted by アズキパパ at 09:56| Comment(5) | TrackBack(0) | ペット | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年07月12日

アズキと子猫の物語


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 アズキで〜す。
2〜3日前からニャーニャーとか細い鳴き声が聴こえるんだ。
子猫じゃないかと思うんだけど、何処に居るんだろ?
何日も何日もず〜と雨降りで、雨の音とニャーニャーのハーモニーが
何とも物悲しげに聴こえてしまうんだ。
「ねぇ、お父さん。探してよ〜」
雨の外に出て、私もク〜ンと鳴いていると、お父さんがやってきた。
「おい、アズキ。中に入っていろ。ずぶ濡れじゃないか」
こう言いながら、ニャンコの鳴き声がする物置の中を
伸びあがったり、しゃがんだりして覗いている。
「お!、猫が居るなぁ」
だから〜、私がさっきから言ってるでしょ。
「おいで、おいで」
お父さんは何度も呼んでいるが出て来ない。
物置の一番奥に居るらしい。
お父さんは事務所に入って行って、なにか子袋を持ってきた。
袋の中から何かを取り出して子猫に向かって放っている。
「あ〜、それ私のおやつのチキン!!」
ニャンコの近くや出口近くへと放っている。
「ほうほう、私のチキンで釣って出口に来た瞬間に捕まえる作戦だなぁ」
でも、直ぐに事務所に戻ってしまった。
そうしている内にお母さんが出勤してきた。
お父さんはお母さんに状況を説明している。
「どれ、中に入って私が捕まえてくるよ」
お母さんは脚立やスコップなどが雑然と置かれている中を
かき分けて入って行った。
物置の隅っこにいるニャンコに手を目一杯伸ばして捕まえようとした。
「痛っ」
引っ掻かれたみたい。
お母さんは怯まずに手を伸ばした。
「捕まえた」
そう言うとお母さんの右手にはちっちゃなニャンコがいる。
振り返って「ハイ、受け取って」とお父さんに渡そうとした。
「いや〜、猫はちょっと」お父さんは受け取りを拒否した。なんてヤツ。
お母さんは仕方なく両手で抱えながら事務所に入った。
父さんは私も事務所に入れてくれた。
ニャンコがお母さんの腕から逃れようと暴れている。
私は臭いを嗅ごうと顔を近づけた。
すると、生意気にも猫パンチが飛んできた。
でも、こんなちっちゃいニャンコのパンチなんか痛くない。
お母さんの腕で暴れていたのが少しだけおとなしくなった。
私はパンチで拒否されても舐めたくて仕方がなかった。
だって、ちっちゃくて可愛いんだもの。
自分の赤ちゃんは産めないから、私この子を育てたい!
IMG_2037.JPG

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posted by アズキパパ at 10:33| Comment(6) | TrackBack(0) | ペット | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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