2013年08月09日

アズキと子猫の物語 ラスト


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お母さんは捕獲に失敗した後
2個のお椀に、ご飯とお水をそれぞれ入れて置いた。
「捕獲箱は使わないのか?」
「うん。少しの間、ご飯だけあげて警戒を解こうと思って」
ほほう、なるほどね。私も賛成。
ニャンコが来たら教えるからね。
「アズキ!ニャンコが来ても騒ぐなよ。シィ〜だからな」

その日の夕方までにはニャンコは現われなかったが、
次の日の朝にはご飯が無くなっていた。
「良かったぁ。食べてくれたんだ」
「んん?なんか変じゃねぇか?ぽつぽつと食べ残しがあるな」
「言われてみればそうだわね」
「カラスが喰ったんじゃねぇ?」
カァカァ・・・
見上げれば、電線にカラスが2羽停まっている。
「多分そうだよ。ニャンコなら綺麗に食べておくもん」

その後、カラスに食べられる事を警戒して
捕獲箱の中にご飯を入れて置いたが、
ニャンコが現われる事はなかった。
「アズキと仲良くなれそうな気がしたんだけどな」
「そうねぇ。うちで飼う覚悟は出来ていたんだけどね」
何日経ってもニャンコは現われなかった。
鈴の付いた水色と赤い首輪は用が無くなってしまった。
「何処かで誰かに飼われていたら良いけどね」
「そうだな。あの小ささで、野良で生き延びる事は厳しいよな」
「もし、野良のままだったら、ここに来ればご飯はあげるのにね」
お父さんは私と一緒に飼ってくれると覚悟を示した割には
ニャンコの話しをする度に、腕にうっすらと鳥肌が立っているのは
何故なんだろうか?
私は暑くて暑くて死にそうなんだけどなぁ。

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posted by アズキパパ at 10:09| Comment(2) | TrackBack(0) | ペット | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
ラストと言うことは・・・?
もう子猫は戻ってこなかったの?
Posted by はなママ at 2013年08月11日 10:12
はなママさん

ニャンコは姿を見せなくなりました。
誰かに飼われていれば良いんですけどね。
野良で生きる選択をしたにしても、
逞しく生きていて欲しいもんです。
Posted by アズキパパ at 2013年08月11日 16:01
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