2015年01月27日

星野富弘さんに会いに


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 星野さんは鉄棒からの落下事故で頚椎骨折という大怪我を負い
脊髄損傷により、首から下が動かなくなってしまった。
著書『愛、深き淵より』によれば、星野さんは
絶望から、口に絵筆を咥えて花の絵を描くことによって
生きる喜びを得ることが出来たとある。
個展もあちこちで開かれ、多くの人々が感動をした。
絵を見て感激した女性がお嫁さんになりたいと
群馬の東村にやってきた。
「君を抱きしめることもできない」
しかし、この女性は大きなご飯茶碗を持ってお嫁さんにきた。
 「どうしても星野さんに会いたい」
私の思いは募るばかりであった。
よし、徹夜をしてでも時間を作ろう。
納期の近いものは徹夜で仕上げ、納期を延ばせるものは
最大まで延ばして2日の休みを作った。
星野さんに会える。
今考えると大変失礼な話だが、アポ無しで群馬に出掛けた。
若さとは迷惑である。


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posted by アズキパパ at 11:33| Comment(2) | TrackBack(0) | ペット | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年01月23日

星野さんに会いたい


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『詩とメルヘン』はどちらかというと
女性向けの雑誌だった。
アンパンマンがブレイクする前の
シビアな物語が描かれている。
高校生の頃、友人とふざけあって
わざとメルヘンチックな詩を作っては
馬鹿笑いをしていたことを思い出し
本屋の入り口付近に並べてあった
『詩とメルヘン』を手にとってみた。
パラパラとめくると、水彩画の花の絵が
目に留まった。
花の絵に詩が添えられている。
星野富弘さんが口に筆を咥えて
描いたのだそうだ。
その時に心を引かれた絵は覚えてはいないが
すいせんの花の絵にはこんな言葉が添えられている。
『幸せという花があるとすれば その花の
蕾のようなものだろうか 辛いという字がある
もう少しで幸せになれそうな字である』

 星野さんは中学の先生をし始めの頃に
体育の授業で鉄棒の模範演技をした際に
転落をしてしまい、首から下の機能を
失ってしまった。
絶望の淵から口に筆を咥えて絵を描くことに
生を見つけて、多くの作品を描きつづけている。
口で描いた絵だから打たれたのか・・・
美しい色彩の絵と言葉に打たれたのか・・・
とにかく、この人に会いたいと思った。
星野さんは群馬県の東村に住んでいた。
仕事は馬鹿みたいに入ってくる。
入社半年でひとつのブースを任されて
デザインの打ち合わせ、材料の注文
施工、請求書までをやらなくてはならなくなっていた。
連日深夜までの残業、日曜日も休めない。
どうやって星野さんに会いに行けるだろうか。

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posted by アズキパパ at 11:30| Comment(0) | TrackBack(0) | ペット | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年01月21日

星野富弘さんに会いに


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 とにかく仕事を覚えないといけない。
この会社は『日本フルハーフ』という大きなボディメーカーの
下請け業者として工場の中に作業場と事務所を抱えている。
保冷車などのシャーシー、キャブ、ボディへ文字・イラスト入れを
請け負っていた。
私は主に文字・イラスト入れの仕事を任された。
任された?私は未経験のまま任されてしまった。
勇気ある会社でもあり、無鉄砲な会社だ。
この会社は、少し前までは文字・イラストは外注を
していたようだが、外注費が大きい額だったので
自前でやろうということになったそうだ。
そこに私が入社してしまった。
文字を入れる対象は、アルミボディなので
ペンキで書くと剥離するらしい。
なので、文字の形にマスキングをして
然るべき塗料を吹き付けるらしい。
塗装に関しては先輩方に聞くことができた。
文字に関しては、レタリング辞典を買い込んで
真似るしかない。
多様な文字指定に対応する為にレタリングの本は
瞬く間に冊数が増えていった。
見よう見真似の作業ははかどらない。
納期を守るためには、残業でカバーするしかない。
18歳の残業時間は月に100時間を越えるのが
当たり前になっていった。
出来上がった仕事への不満足感、膨大な残業。
疲れきっていた時に出会ったのが
『詩とメルヘン』という雑誌だった。
星野富弘さんはこの本の中にいた。

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posted by アズキパパ at 16:59| Comment(2) | TrackBack(0) | ペット | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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